昨日の練習ラウンドでは、自己ベストに迫る成長を見せた太郎くん(仮称:8歳)。
良いところもたくさんありましたが、新たな課題も見えてきました。
昨日は2つのPAR3は2つとも1オン、PAR4の1つで3オンがありました。
この3チャンスでも結果はパー1つでした。
いずれも2m以内のショートパットです。
前回のラウンドではこの距離のパットも決めていたので、バーディーも取れると思いましたが、果たせませんでした。
本人に何故決めきれなかったのか聞いてみたところ、「緊張した」と言っていました。
確かに、同じ距離のパットでも、バーディーパットとダブルボギーパットでは重みが全然違います。
これがバーディーパットだと思うと硬くなるのは誰もが経験があると思います。
そう、太郎くんに足りないのは、「バーディーパット」や「パーパット」を打つ経験です。
これまではPAR3でも1オンすることはほとんどありませんでしたし、PAR4では飛距離の問題もあり、未だ2オンできたことがありません。
1~2打でグリーンに乗せるとなると、飛距離と精度の両方が求められます。
精度は確実に上がってきています。これで飛距離が上がればPAR4での2オンも可能となってくるでしょう。
そうなればパーオン率、すなわちバーディーパット率も上がってくるでしょう。
バーディーパットを打つことが当たり前になってくれば、それはパーの量産を意味します。
未だバーディーを取ったことが無い太郎くん。
チャンスとなれば意識してしまうのは当然のことです。
めったになければ取ることも難しいでしょうが、当たり前になってくれば「外してもパー」と思え気も楽になります。
これから身体の成長と共に飛距離は必ず伸びてきます。その時にショットの精度も更に上がってくれば、「バーディーパットとパー」が当たり前になってくることでしょう。