始めに
ちょうど一年ほど前、「MG νガンダム Ver.K.a」をほぼ全塗装(フレームの一部は未塗装)で作成しブログに投稿しました。
カラーもオリジナル設定の黒白パンダカラーではなく、ガンダムっぽい青白トリコロールカラーでの塗装です。
余談ですが、2022年に福岡にνガンダムの等身大立像が建造されますが、そのカラーは青白のトリコロールカラーになるみたいで、uvertimeは先取りしてしまいました。
福岡に建造予定の等身大νガンダム完成図
参照 impress
話しを戻します。
νガンダム本体(フィン・ファンネルも含めて)の色遣いはとても満足していたのですが、一部不満な色遣いの箇所がありました。
それは、ビームライフルとバズーカの色使いです。
当時、どういう色遣いにするか迷った結果、Hi-νガンダムっぽくしようと、オリジナルでは黒の部位をシルバーで塗装しました。
νガンダム(左)、Hi-νガンダム(右)(出展 共にバンダイホビーサイト)
Hi-νガンダムが右手に持っているビームライフルをイメージしてシルバーで塗装したのが下の写真になります。背中の真ん中にマウントしてあるのがバズーカです。
当時からどうもバランスが良くないと思っていましたが、改めて見るとやはり違和感が強いため、塗り直しを決意しました。
では、今度は何色にするのか?
ここでまたブルーでは、バランスは良くなるでしょうが何の変哲もなくなります。
それはそれで改善できたとは言えないので、もうひとひねり。
そこでYouTubeを見ててこれだ!と思ったのが「キャンディ塗装」です。
一般的な光沢塗装より、更に光沢性を強くしたのがキャンディ塗装です。
名前の通りテカテカした見た目が特徴です。
塗装開始
キャンディ塗装は、その色に対して光沢を強くするという訳ではなく、下地としてシルバーや鏡面塗装、あるいはメッキ塗装を施し、その上にクリアカラーを被せることでキャンディ風の艶の強い外観になります。
塗装前のビームライフルとバズーカがこちらです。
今回の塗装は3つの色を塗り重ねていきます。
黒→シルバー→クリアブルー
この順番で塗装していきます。
黒の上にシルバーを重ねることでより重厚感のあるシルバーになります。
使うのは充電式コンプレッサー付きエアブラシです。
中間の黒で塗装した各部品がこちらです。
シルバーの部分が見事な黒に塗装されました。
そして再度シルバーを吹き付け、更にその上からクリアブルーを吹き付けたのがこちらです。
一般的な光沢塗装に比べ、更に光沢が強いことがわかると思います。
完成後がこちらです。
再度変更前と並べますが、印象が大きく変わりました。
では、装備してみましょう。
完成
まずは待機状態です。
胴体真ん中のコックピット・ハッチが開いています。
MGのスタンダード・ギミックですね。
続けてビームライフル、バズーカ、シールドを装備してみましょう。
更にνガンダムの特徴的武器、フィン・ファンネルを装備してみましょう。
今度はバズーカも持たせてみましょう。
最後に、少し構えてみました。
前回は単にシルバーを塗っただけだったため武器としてのインパクトも薄い感じでしたが、この塗装に変更するとインパクトも増したように思えます。
ボディカラーがブルーであるので、武器も近い色になることで一体感も強くなりました。
所感
今回初めてキャンディ塗装に挑戦してみました。
これまで主に艶の無いマッドな塗装が多かったため、こういったギラギラ光沢の塗装もできてとてもよい経験になりました。
ただ、クリアの吹き付けが甘いところも有ったので、次回は更にしっかり光沢を出せる塗装に仕上げたいです。
また複数の色を塗り重ねて色合いを変化させるという技法も初めて挑戦してみました。
今回のような、黒の上にシルバーを重ねることで、シルバーはより重厚感のあるシルバーになり、更にその上にクリアブルーを重ねることでより深い光沢のブルーになり、個人的には満足な仕上がりとなりました。
おまけ
捨てる神あれば拾う神あり。
RG Hi-νガンダムが空振りとなり傷心中だったuvertimeの前に舞い降りた天使、MG ウィングガンダムゼロEW Ver.K.a。
今回の経験を元に、このウィングゼロは全身キャンディ塗装+パール塗装に挑戦する予定です。
いつになるかわからないけど、始めるときは連載形式でブログにしようと思っています。
乞うご期待?
【キャンディ塗装に初挑戦】MG νガンダム Ver.K.aでした。