名古屋鉄道(名鉄)が「迷鉄」と言われるゆえん VOL.2

名古屋鉄道(名鉄)が「迷鉄」と言われるゆえん VOL.1の続きです

 

2.不思議な路線形態


②一部単線区間
名鉄岐阜駅南側に20mほどの単線区間があります。
名古屋本線約200kmの中でも単線区間はここだけです。
なぜこんな形で単線区間が存在するのでしょう。
簡単に理由を示すと、1914年12月に美濃電気軌道(現名鉄電車)の郊外線(現在の名古屋本線)が、新岐阜駅まで延長され、東海道線・高山線の上を、単線鉄橋で越える形となったのが始まりで、現在までほぼそのままのようです。
現在は当時と逆でちょうど真上をJR東海道本線の高架がまたいでいます。

橋脚の幅は複線に対応可能で、物理的には複線化は可能なようです。
でも名鉄として優先度を上げてこの区間を複線にする予定はないみたいです。
工事すれば数億円の工事費がかかります。
これから名古屋駅の大工事が控えている中で、ここに予算を割く余裕はないんでしょうね。ダイヤ的にも成立しているから、今更急いで改修する必要もないでしょう。

 

3.特別車を連結している特急


名鉄の特急は全て特別車が連結されています。
特別車とは、回転式のリクライニングシートが備えらえ、特別料金「ミューチケット」を事前、あるいは車内で購入する指定席の車両です。
停車駅ごとに車掌とは別に特別車の車掌が検札に回っています。
ミューチケットは全区間で360円となっています。
特別料金が不要な車両は一般車として区別されています。
特急の基本編成は6両で1ユニットです。内、名古屋方向の2両(1号車、2号車)が特別車で、3号車~6号車が一般車です。
この特別車、個人的には本当に必要なのか、と思うことがあります。
実際の利用率は確認していないけど、普段の利用率は決して高くないと思います。
朝夕の通勤時間こそ、乗車率80%くらいいっているけど、昼間や夜、土日などはほとんど利用されていません。
6両のうち2両を特別車としているため、一般車は4両となります。
特急なのに一般車が4両しかないのも使い勝手が悪く思います。
急行でも(もちろん特別車無し)6~8両で運用しています。
なのに特急だと4両、2両増結しても6両しか一般車が無いのは特急としては少ないです。
一般車は箱詰め状態なのに、特別車はガラガラ、なんてのいうもざらです。

 

4.おまけ 通過待ちができない駅


名古屋本線西枇杷島駅は、2面4線の島式ホームです。
特急、急行の通過駅のため、停車するのは普通のみです。
ですがこのホーム、幅が4メートルしかないため、ホームで通過待ちができないため、乗車する列車の入線ぎりぎりまでホームに上がることができません。

ホームにあがるのにも、改札前に踏切があり、列車が通過するときは遮断機が下がって、通過後遮断機が上がれば踏切を渡ってホームに上がることができます。
屋根もないこのホームは全国的にも珍しく、たびたびファンが訪れているみたいです。
ですが3月のダイヤ改正で外側の待避線が使用中止になったため、踏切を渡らなくても改札からホームに移動できる、ごく当たり前のスタイルに改修することが可能になりました。
また、同時にホームも広げ、屋根やベンチを新設する。2019年度中に着工し、20年度末までに完成する予定になりました。
名鉄の名物駅も見納めとなります。

 

工事前の西枇杷島駅がこちら

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